つづきの家では、就労移行支援・就労継続支援B型のプログラムとして、就職後の通勤を想定したバス・電車の移動練習を行いました。今回はバスと電車を利用して福井駅まで行ってきました。時刻表の見方や乗り換えの流れ、ICカードの使い方など、実際の通勤シーンに近い形で職員と一緒に確認しながら進めました。

予定していた電車に乗り遅れてしまうというハプニングもありましたが、時刻表を確認して次の電車に乗ることができました。

「バスや電車を利用した経験があまりない」「乗り換えが不安」といった声もありましたが、実際に体験してみることで、皆さん「これなら自分ひとりでも乗れそう」と自信につながった様子でした。やはり“実際にやってみる”ことが、安心感につながる大きなポイントのようです。

通勤スキルが身につくと、働くうえでの安心感が高まるだけでなく、ちょっとした外出や地域の活動にも参加しやすくなり、行動の幅も自然と広がっていきます。つづきの家では、皆さまが自分らしく社会に踏み出せるよう、これからも実践的なサポートを大切にしていきます。